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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 そんなわけで地獄の14時間労働が続いています。
 3日で終わるはずだったのに5日になり、1週間が経ちました……
 もう何ヶ月もずっとやってる気がしてきた……
 永遠に休めない気がしてきた……

 でも、そんななかでも一服の清涼剤が。
 白鳥士郎の将棋ライトノベル「りゅうおうのおしごと!」4巻。
 3時間しか無い睡眠時間を2時間に削って読んだ。
 戦いもラブコメも一級。
 ますます物語の密度が濃くなっていく……
 今回出てきた敵キャラ・祭神雷(さいのかみ いか)も、「蛮族系ヤンデレ」とでも言うべき新ジャンルで、なかなか面白い子だ。
 それにしても名前が奇天烈すぎる。
 「空銀子(そら ぎんこ)」が普通に見えるくらいだ!
 「さいのかみ いか」って、なんなんだ、その名前は……
 「祭 神雷」という中国人にするべきだったんじゃね?
 しかし、誰も「変な名前(笑)」ってツッコまないので、あの世界では普通なのだろう。

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 このところ、鉄道関連の現場が多い。
 例えば、ホーム対応。
 ホーム上に立って、お客さんの転落や接触を防止する仕事とか。
「黄色い線の内側にお下がりください」とか「ドアが閉まります。駆け込み乗車はお止めください」とか、お客さんに声を掛けるのが仕事です。
 体調不良のお客さんとかがいたら、無線で駅員さんを呼ぶ。大きな駅だと毎日誰かが倒れる。
 乗り換え案内などの広報もする。
 つまり駅員の補助ですね。
 別に難しい仕事ではないのですが。
 時間が長くて……
 今やってる現場は14時間。
 この長さで、通勤もけっこう長いから、ほとんど寝る暇が…… 
 まあ、最近雨ばかりで、工事は減ってるから、「仕事があるだけありがたい」という考えもあるだろうが。
 でもやっぱり眠くて辛いよ!
 普段、私はバイク通勤だが、さすがに今は電車通勤。眠くて事故るもん。
 もちろん家に帰った後も乗る暇がない。すぐに布団に直行だ。1分でも多く眠らないと。
 だから数日間、バイクに触っていない。
 それが辛い。
 バイクに乗りたい。
 バイクにさえ乗れれば俺は幸せなんだ。

 こち亀が終わった……
 「きっと何かの冗談だろう」「こち亀GXになるだけだろう」
 と思っていたが、本当だった。
 最終話は楽屋落ちで、別に面白くはなかったけど、こういう「トホホなメタフィクション」まで含めて「こち亀」なので、まあいいや。
 ジャンプ本誌には、最終話と一緒に「こち亀第1話」が載っていた。
 うおー、懐かしいなあ、ガラが悪くて痩せこけた両津。バタ臭い中川。
 俺が子供の頃に、単行本で読んだ、初期こち亀。
 でもなんか、俺が知ってる第1話と微妙に違う気が?
「百姓をバカにするギャグ」が、確かにあったと思うけど。
「栃木で畑でも耕してろ!!!」みたいなセリフ。
 と思っていたら、そうか、セリフに修正が入っているのか。
 もともとのセリフは「新潟で米でも作ってろ!」でした。
 栃木じゃなかった。俺の記憶では栃木なのに……俺が栃木に偏見を抱いていることがバレてしまった……
 何をもって差別とするか、というのは時代によって変わるものだから、セリフを修正すること自体は仕方ないと思うけど、でも、修正にひねりがなさすぎる気がするな。
 たんにギャグのパンチ力が低下しただけで。
 修正自体をギャグに変換するとか、見たい。
 なんでもない言葉に「ピー!!」「ピー!」をかぶせまくって、すごく卑猥な会話に聞こえる、みたいなギャグが、昔どこかの漫画にあったけど、あれはどこだったかなあ、「こち亀」では無かった気がするんだけど……

 「妄想戦士ヤマモト」では、「なんなんですかこの人!?」「放送禁止用語です」
 というセリフのやり取りがあって、すごく好き。
 明らかに、「キチガイ」って言いたいんだけど、それは使えないから「放送禁止用語」という言葉で代替して、それで完全に意味が通じてしまっている、というギャグ。っていうか、ストレートにキチガイっていうよりも業が深い何者か、になってしまっている。
 「ヤマモト」が、風刺漫画としても一流であることがよく分かる。

 休みが取れたので病院に行った。
 睡眠クリニック、耳鼻科、皮膚科で、合計1万円……
 頑張って稼いだカネが飛んでいく……
 これが月に1,2回ある、というだけで、私のような貧乏人にはキツイ。
 ほんとに体壊してる時なんて月に10回は病院行くしな。
 病院代のために働いてるようなものだ。
 体調不良があるかぎり、カネを貯めることはできない気がする。

 大樹連司「楽園残響」(ハヤカワ文庫)という小説が面白かった!
 虚淵玄脚本のアニメ「楽園追放」の、公式な続編だよ!

 本編で、宇宙船ジェネシスアーク号は、誰も乗せること無く旅立った。 
 人工知能フロンティア・セッターだけの旅路。
 ところが、実は電脳世界ディーヴァには、外の世界に憧れる、はみ出し者の少年がいた。
 フロンティア・セッターの呼び声に答えることができなかっただけで、本当は一緒に行きたかった少年が。
 彼は、ジェネシスアーク号を追撃するためのビーム砲を利用して、自分の人格を転送する形で、ジェネシスアーク号に乗り込もうとする。
 だが一筋縄ではいかない、ディーヴァは前作の主人公・アンジェラ・バルザックをバックアップデータから再生した。再生された「アンジェラ・ダッシュ」は、自分のオリジナルが裏切り者になったことに愕然として、名誉挽回のために全力で戦う。今度こそ楽園ディーヴァに絶対の忠誠を!
 果たして少年たちは、アンジェラ・ダッシュの目をかいくぐって、太陽系からの脱出に成功するのか……?

 世界も広がったし、「楽園追放」で疑問に思った点も解消された。
 なにより、「電脳世界で生きることは幸福なのか」という、本編ではボカされてしまったテーマに、一歩踏み込んだ解答が出されている。
 本編の世界を広げ、敵だったディーヴァ市民も深く掘り下げ、テーマを深化させた。
 映画本編も面白かったけど、こっちのほうがさらに面白い。
 


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