ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 こないだ書いた、自作の雨ガッパは、結局どうなったのか? 完成したは良いけど、ちょっと着ただけで袖がちぎれたりしてバラバラになりました…… 袖を通すとき、どうしても引っ張るでしょう? その時の力に耐えられないらしくて…… 「なんの成果も! 得られませんでした!」 というやつです。 そ、そうだよね! 俺に服なんて作れるはずがないよね! 「王様の仕立て屋」読んだだけの知識しかないもんね! 服飾の漫画読んだだけで服が作れるなら、軍オタは世界征服できるはずだもんね! ああ……時間を無駄にした…… あ、そういえばさ。 若い人って、「カッパ」「雨ガッパ」という言葉を使わないのかな? 以前、若い店員さんに「カッパはどこですか?」って訊いたら、そのひと首を傾げちゃって、「レインコート」って言い直さないと通じなかった。 PR こないだ、仕事が早く終わったので(工事現場によっては昼に終わることもある)、多摩動物公園に行った。 もちろん、サーバルちゃんを見るためだ。 うう……多摩動物公園って広い……しかも坂道がキツイ…… 俺は体重130キロある、ブタのフレンズだから息が切れて足が痛い…… サーバルは入り口の近く、せいぜい400メートルくらい登ったところにいるんだけど、その400メートルを登るだけで倒れそう…… でも着いたぞ! サーバルの檻は中に草とか樹木が植えられて公園風になっている。 そこをサーバルが、優雅に歩いている。 初めて見るサーバルは、小さい。 ネコよりも少し大きい程度。 ヒョウ柄で、体が細長いけど、かなりネコに近い。 サーバルは耳が大きいという話だけど、この子はあんまり耳大きくないな…… 解説を読んだら、どうもこの子は「アポロ」というオスで、まだ若い子らしい。 子供だから耳が成長しきってないのかな。 で、サーバルの檻の周りは、親子連れが全然いない。 親子連れは、隣のチーターやライオンを観に行ってる。 まあチーターと比較すると小さくて、ネコみたいだからね、子供にはあんまり人気無いかもね。非日常感がないからね。 いるのは、カップルが一組と、後は若い男たち。20人くらいかな。 どうも雰囲気的に、全員、私と同じオタクでは? そんな感じ。 ずっと動かず、喋らずに、スマートホンとか一眼レフカメラで写真をとっている。 やっぱりオタクでは? 「みなさんはアレですか? フレンズ? フレンズですか?」 話しかけてみたが、返事がなく、白い目で見られた。 けものがいて、のけものもいるぜ……ホントの愛はここにないぜ…… 仕方ないので、私もスマートホンで動画とか撮った。 サーバルの動きは可愛い。とくに尻尾。 でも、こっちに顔を向けてくれない。 おしりも可愛いけどな。 しばらくサーバルを満喫して、あとはチーター、アフリカゾウ、フラミンゴ、ペリカンあたりを見て、帰ってきた。 広大な動物園のごく一部を観ただけです。 それなのに足はガクガクで、家についたら布団に倒れて、起き上がれない。 だめな動物だー。 結論としては、サーバル可愛かったよ。 俺は犬と猫ではだんぜん犬好きなんだけど、サーバルのスラリとした肢体、なめらか軽やかな動きを見ていると、「猫は猫で魅力あるな」と思う。 フレンズ構文について。 フレンズ構文というのは、「けものフレンズ」関連で流行った「君はナントカの得意なフレンズなんだね! すごーい!」です。前述した通り、そういう台詞は本編にはないけど、それに近い台詞はある。 私、これを聞くたびに癒され、そして、後ろめたさを覚える。 私は他人をこんなに褒められるだろうか? 褒めたことがあるだろうか? 無い。 「他人の長所を認めるのは、オタクが苦手とすることだ。オタクは、筋肉の代わりに知識量で殴りあうヤンキーだ。重箱の隅をつつかないとしゃべれないのが、オタクという生き物だ。反省しないとな」 って思ってさー。 それゆえに、「フレンズ構文が流行するのは良いことだ。」って思っていたんだけど。 「君は他人にはナントカって言うくせに自分はナントカするフレンズなんだね! すごーい!」 みたいに、嫌味としてフレンズ構文使ってる人を見つけた。 人間はなんでも悪用するんだね…… ごめんよサーバルちゃん、人間は、わるいけものかもしれん…… 話題になっているアニメ「けものフレンズ」観た。 なるほどー。 第一印象は、完全に幼児向けアニメだね。 エロ無し、暴力なし、恋愛なし、パロディなし。 記憶喪失の主人公「カバンちゃん」が、擬人化された動物たちと触れ合いながら旅をする話。 絵本や童話のようだ。 これは日曜日の朝にやって子供に見せる内容でしょ。 とくに5話、ビーバーとプレーリードッグが力を合わせ、お互いの得意な所を活かして家を作る話なんて、すっごい教育的内容だ。親御さんも安心の「テレビまんが」。 子供向け番組を大人が見たら面白かった、というのはよくあることで、そもそも「子供向け番組を楽しむ」のが「オタクの本道」で、最初からオタク向けに提供された番組を無批判にモグモグしちゃうのは、本来のオタクの姿ではないのだ……という考えもある。 「オタク向けの作品で満足するのは家畜化されたオタクであり、自分の力で獲物を獲ってこそ一人前である」という、オタク野生化論である。おお、なんかけものフレンズと親和性高い? この作品は、ネットでいろいろ考証されているのを読めば分かる通り、「人類滅亡後を描いたSFである」としても楽しめるんだよな。 私は、ネットで色々と考証されているのを先に読んで、「そんなに凄いSFなのか」という先入観を持って観た。(先入観なしで見たかったが、もう無理だ) 最初の1話、2話あたりは「うーん……? これからおもしろくなるのかな?」という感じだったが、4話で完全に「はい、人類滅亡後SFです」と確定して、「えっ?」と思って1話、2話を見返したら、最初から布石をいろいろ打っているのに気づいた。 そんなわけで、「一体いつ、牧歌的雰囲気の底が抜けるのか」とドキドキしながら観ます。 でもなー。 ネットで流行っている「なんとかの得意なフレンズなんだね!!」だけど。 アニメ本編に、そんなセリフないじゃんw 実際にあるのは「かりごっこの苦手なけものなんだね」とか「フレンズによって得意なこと違うから」などのセリフだ。 存在しないセリフが流行するのも、よくあることだけどね…… 最近の例としては、ガールズ&パンツァーの武部沙織の「やだもー!」ね。 本編にはそんなセリフないのに、沙織を象徴するセリフになってしまった。 あと、私のような疲れたオッサンには、主題歌が心にしみる。 もう夜遅いので、歌の話はまた別の日に。 アニメ「ガーリッシュナンバー」最後まで見ました。 うん、良かった。もっと見たいと思えた。 途中、主人公・千歳の心は少しへこんだが、鬱展開というほど極端ではなく、そこからの立ち直りも、心を入れ替えるというほどドラマチックなものではなく。 開き直りに近い。 千歳は傲慢なバカのままだが、「何も知らないバカ」と「知ったうえで、なおもバカでいられるバカ」は違うのだ、という話でした。 成長という言葉を使うのは違うかもしれないけれど、変わってはいるし、バカが仁王立ちしてガハハと笑うことで救われる人間は間違いなくいる。だから千歳のことをカッコイイと感じる人も、応援する人もいる。 このくらいのバランスが一番いいのかもしれない。 ドラマ「アオイホノオ」で、ろくに描かずに他人を批判してばかりのダメなホノオ君が、わずか3作品を描いただけでプロになってしまった時、「結局、天才だったってことか。何ら痛い目を見ずに成功か。いいのかよ……」と思ってしまいました。 しかし、「描かないマンガ家」みたいに、厳しい現実でプライドを木っ端微塵にされ、「今までの自分は甘えていた」と全否定し、一切のビッグマウスを封印して誠心誠意努力し、やっとプロになれました、みたいなのも…… それはそれで…… えっ、全否定しちゃうんだ、という。 じゃあ、いままでの口だけ主人公を面白がっていた私はなんなのかなあ、という。 ワガママで申し訳ないけど、どっちも「なんかなー」「嫌いではないんだけどな―」と思っていた。 ゴーマン主人公がどうあるべきかは、難しい。 ガーリッシュナンバーは、ホノオくんに近いけど、微妙な差を感じて、納得できる。 |
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