ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 白鳥士郎「りゅうおうのおしごと! 9話」を読んだ。 ついに夜叉神天衣(やしゃじん あい)がメインヒロイン! おれの大好きな天衣がー!!! うおーツンロリちゃんペロペロ! とても面白かった。 でも、なにか、胸に刺さった。 胸が痛む小説でした。 竜王・九頭竜八一の弟子、夜叉神天衣。 わずか10歳にして女流棋士となり、マイナビ女子オープンを上り詰めた彼女。 「神戸のシンデレラ」と呼ばれる天才。 女性の中では絶対の強さを誇る、「無敗の白雪姫」空銀子に、ついに挑戦する。 マスコミも、師匠である八一も、「もしかしたら、天衣なら勝てるのでは」と期待する。 それほど天衣の将棋は独創的で魅力に満ちていた。 だが第一戦で、天衣はまさかの反則負けを喫してしまう。 はじめてのタイトル戦に緊張し、そこを銀子の心理戦に突かれてしまったからだ。 惨めな敗北に失望するマスコミたち。天衣自身は、それ以上に失望していた。 わたしはこんなに弱かったの? 崩れ落ちた自信を必死に取り繕おうと焦る天衣。 「空銀子を倒す必勝法は、愛だ」 というアドバイスは、天衣の耳に届かない。 次の対局でも、天衣はまったく実力を発揮できず叩きのめされてしまった。 自分の弱さに絶望し、ひとり慟哭する。 「まだ10歳なんだから、次は勝てるよ」と言われても、なんの救いにもならない。 だって、愛する両親の思い出が薄れていくから…… もうひとりの弟子・雛鶴あいが、猛烈な勢いで下から追い上げてくるから…… 私には、これが最後のチャンスかも知れない…… 絶望する天衣を救ったのは、やはり九頭竜八一だった。 強敵との対決で、将棋の常識でありえない斬新な戦いを見せ、しかも勝った! 八一は、たったひとりのために、この将棋を指したのだ。 それを見た天衣は、自分を信じる心を取り戻した。 第三局では、いままでとは打って変わった鮮やかな新戦術を炸裂させ、銀子を追い詰める。 なんとか千日手に逃げ込んだ銀子。 銀子が千日手に逃げたのは、女流棋戦では初めてのことだった。 「白雪姫」の純白の戦績に、たった一つ灰色のシミがついたのだ……! マスコミも女流棋士たちも、「この子はすごいぞ!」「こんどこそ銀子を倒せるかも」と、手のひらを返して応援する。 指しなおし局で、銀子は予想以上の力を発揮する。 真っ赤な炎となって追い詰める天衣を、青い炎となって迎撃し、追い詰められていたはずなのに、逆転を果たす。 覚醒した天衣さえも、一歩及ばなかった…… 結果を見れば、天衣は三連敗。 でも、大切なものを掴んだ。 「自分を信じる心」。 それと矛盾しない、「他人にも支えられている」という気づき。 他者と交流することを「くだらない」といい、死んだ両親のためだけに指してきた少女が、他者の愛を知ったのだ。 そして気づいた。自分の気持ちに。 自分を導いて、救ってくれた師匠、九頭竜八一のことが、好きなんだと。 「イジワルな伯母や嫉妬深い姉にも絶対負けない。灰にまみれようが泥にまみれようが、粘り強くチャンスを待って最後に勝つのはこの私。竜王の心を手に入れるのは。 『だって、私はシンデレラなんだから!』」 ラストには挿絵がついている。 挿絵の中で、天衣は笑う。 子供らしい、大きな口を開けた、明るい笑い…… こんな天真爛漫な笑い方、いままでの天衣はしなかった。 天衣は活躍した。成長した。自らの恋心に気づいた。 それなのに、明るく笑う天衣を見ると、なにか胸が痛むのだ。 普通の女の子になってしまった、ということが、ツライ…… あと、私が期待していたほどの活躍ではなかった、という点もツライ。 銀子を普通にぶっ飛ばして女王タイトルを奪うと思っていた。 あるいは、2対3くらいのギリギリで負けるとか。 実力伯仲してると思っていたんです。 まだまだ勝てないんだなあ…… とにかく、「面白かったけど、俺が読みたかったのは本当にこれなのか……?」「天衣のファンとして、嬉しいような、悲しいような……」 すごく感情を揺さぶられました。 雛鶴あいが、ようやく、9巻にしてやっと、天衣にライバル意識を燃やしたのは、よかったです。 当初の構想に、やっと戻ったといえるでしょう。 雛鶴あいは、ここのところヤンデレギャグ要員で、将棋指しとしては見せ場がなかったので、がんばって挽回しないとね。 PR 「ルパン三世PART5」、15話「ルパンと彼女の関係」みました。 今回もバツグンに面白い! 1話~5話のルパンゲーム篇、 7話~10話の黒い手帖篇 そして、13話から始まった、パダール王国篇。 どれも趣向を凝らした面白さ。 15話は、アミと峰不二子の共闘が描かれる。 ルパンを助けるため、荒事をこなし、不二子の相棒として成長していくアミ。 いままで他人を翻弄し、はぐらかしていたばかりだった峰不二子が、「ルパン、私はあなたの何?」などと、関係性に踏み込んでくる! 衝撃的! それにしても、沢城みゆきって、もうすぐ産休に入るんでしょ? 産休中の不二子どうするの? もっと困るのが、プリンセス・プリンシパルだよね。 アンジェ役・今村彩夏、まさかの引退! 休業じゃなくて引退だぜ。 なんでだよ。よほどの重病? 主人公役の声優が引退、交替を余儀なくされる…… これから映画やるのに…… どうすんのさ…… アニメ「深夜天才バカボン」みました。 うーん、「何が何でも、おそ松さんに勝つ!!! 超える!」という、むき出しの闘志を感じる。 おそ松さんと同じ、メタフィクション系のギャグなんだけど、1話の時点ではおそ松さんよりも面白い。バカボンのパパ女体化! その発想はなかった! 次回予告の「1話がお蔵入りか?」でトドメを刺された。 だからそれはおそ松ね! 意識しすぎだ!w |
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