ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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祝・オバマ当選。
日本には厳しいかもしれないけど、世界にとって良い政策をしてくれ…… してくれるよな! ネットで「オバマは黒人大統領って言うけど黒人以外の血が入ってるから黒人と認められない!」という超スゴイ意見を見つけた。 逆ナチスか。 あと、いまさらだけど、コレには触れておきたい。 「田母神論文(笑)」。 (笑)を付けずに呼ぶことは学問への冒涜だw 航空自衛隊トップが、「日本は侵略国ではなかった云々」の怪文書を送って300万円貰った事件。 これは……その…… 一部で「更迭するな! 中国韓国の批判がそんなに怖いのか」みたいな異見があるけど……そんな問題じゃないっつうの。 現物を読んでみると「えええええw」と思うこと必至。 「どうせ小林よしのりみたいなことが書いてあるんだろう」と思って読んでみたら、「小林よしのり+MMR」だったw 日本は中国などを侵略ではなく解放した! ここまでは「よくある暴論」。 本土決戦を阻止したから原爆投下は正しかった! という程度の正当性はあるでしょう。つまりゼロに近いってことです。 しかしその後、MMRワールド突入! 「日中戦争も太平戦争も、コミンテルンの陰謀で起こった!」 「ルーズベルトも蒋介石もコミンテルンが操った!」 なんの根拠もあげずにコミンテルンコミンテルン! (ちなみにコミンテルンとは、『第3インターナショナル』ともいって、共産主義を広めるための国際組織。ソ連と強い結びつきがあった。っていうか、ぶっちゃけソ連が他国の共産主義勢力をコントロールするための組織だった) これは…… 日本の空軍のトップがこんなんですか…… こんなん論文じゃないやい。 (「コミンテルン」を「小泉」に変えればつい先日までの私になります。なんと愚かな私よ) 韓国あたりの軍人は内心、ウヒョウヒョ喜んでるんじゃないでしょうか。 こりゃ怖くねーやって。 とにかく「自衛隊ってアホじゃね?」という強烈な悪印象を世界にばら撒いたのです、この人。 愛国者どころじゃありませんよ。 2chの軍事板では真面目に批判するのがバカバカしくなったのかネタスレが立っています。 「インパール作戦が失敗したのもコミンテルンの陰謀!」 「牟田口がコミンテルンの手先だったんですね!」 「いや、奴が連れていた牛、あれがみんなコミンテルンだったんだよ!」 「牛は赤いものを見ると興奮するからな! コミンテルン以外考えられない!」 みたいな感じで。(牛に色はわかりませんよ? とかマジレス禁止) で、かりにコミンテルンの陰謀が事実だとするとさらに不可解なことに。 1、「太平洋戦争はアジア解放の聖戦だった」 2、「太平洋戦争はコミンテルンの陰謀だから日本は悪くない」 この二つの主張(方向性がぜんぜん逆ですよ)を無理やり両立させると 結論「全能なるコミンテルン様! コミンテルン様のお導きにより聖戦を遂行できました! コミンテルン様こそ全アジアの救い主! コミンテルン様ありがとうございます!」 まさに極左! いいのかこの結論で。 PR
古い友人(もう10年以上だよ!)の「かにぱん」さんがライブをやった。
すでにニコニコ動画などでは歌い手として有名なんですよ、かにぱんさん。 ライブなんて何年も行ってないよ。最後に行ったのはなんだろう。 スーパーロボット魂かなw 90年代はアニオタで、声優のコンサートに通っていたんだけど。 ライブハウスの地下へ続く階段を、客が埋め尽くします。 うおー、アニメソングのバンドだから客はオタクのはずなのに、みんなの外見はあんまりオタクじゃないよー。 絵に描いたようなオタク(ボサボサ長髪でチェックのシャツを着ているメガネデブとか)って減ってるんですよね。 私はかなりそれに近い風体ですが、アーアー聞こえない。 ライブハウスの中は200人くらい集まっていました。 盛り上がったー! 楽しかったです。 しかし、10年くらいオタクライブに行かないうちに、みんなの応援振りがさらに「邪進化」してますね。 10年前、たとえば「椎名へきる」のコンサートでは、飛び跳ねるのは普通でした。 2階席が崩れ落ちるんじゃないか、という勢いで。 親衛隊(ヘキル騎士団)の人なんて西洋甲冑着てるし。背中に「ヘキングダム」って書いてあるし。 しかしいまや、壇上のかにぱんさんをそっちのけで、「ハーッ! ハッ!」とか奇声を発しつつ「地面を這うような不思議な踊り」を! これが「ヲタ芸」の「ケチャ」ですね、初めて間近でみました。 こんな動きをしていると、壇上の歌手がまったく見えないはずですが…… いいのかな、それで。 ちょっと行き過ぎな気がしますね。 え? 西洋甲冑のほうがスゴイって?
こないだ「SFマガジン」で中国SF特集やってたんですよ。
中国を舞台にしたSFじゃなくて中国作家のSFです。 で、中国のSF雑誌「科幻世界」が紹介されていて。 目次を見て……「軽小説」とか「魔法戦士 水野良」とか気になりましたが…… ある一点を見て、びっくり。 小川一水「ギャルナフカの迷宮」が載ってる! 翻訳されてる! えええ!? 「ギャルナフカの迷宮」というのはハヤカワ文庫の「老ヴォールの惑星」に収録されている短編なのですが。どんな話かというと。 「抑圧的な国家。主人公は思想犯として地下迷宮に投獄される。 迷宮の中には犯罪者が大勢いて、食料や水を巡って殺し合いを続けていた。 主人公は迷宮世界を平定し、平等で平和な理想社会を作り上げる。 その後、主人公達は迷宮を脱出する。 官憲が待ち受けていたが、主人公達が理想社会を作り上げていたことに驚き、国家への忠誠心が揺らいで、主人公達を撃てない。主人公達は地上に飛び出す。迷宮だけでなく、きっと国全体を変える事ができるはずだと信じて!」 本当にこういう話なんだって。 これ読んだときの衝撃が忘れられません。 小川一水って本当に左なんだなあって。 「革命の素晴らしさを謳いあげた、左翼小説」以外の何物にも見えない! とくにラストの「国家権力もビビった!」というあたりが。 「革命」でなく「共産主義革命」と限定してもいいでしょう。 主人公が作り上げた社会というのは、まさに共産的ユートピアだから。 「水と食料を、みんなで共有する」から始めるんですよ? 冷静に考えると、限定条件の中でこそ成立する共産主義ですけどね。 迷宮の中には水と食料が供給されますが、増産する手段はないのです。 蓄積する手段もない。だから資本家が出現できない。市場経済が成り立たない。 「共産主義がうまく行くためにはどういう状況ならいいのか?」という思考実験なのかもしれません。 で……これが中国で翻訳されて…… 中国人は何を思ってこの小説読むんでしょう。 いまの中国は、名目上は社会主義国家ということになっていますが、じっさいには資本主義の極悪な部分が天と地ほどの経済格差を生み出し、しかも社会主義の独裁体制によって民衆の自由が抑圧されているという、悪い部分だけ集めたような国です。 いまの中国ほど「本当の革命」が必要とされている国はない。 「ギャルナフカ」が革命の起爆剤になってくれるといいな。 わたしはそんな光景を夢想して胸を膨らませています。
窒息事故に関連して、こんにゃくゼリー「蒟蒻畑」が生産中止になった。
おお。大好物なのに。あのムニムニ感がたまらんのに。 ちゃんとマンナンフーズは安全対策を取っていた! どう考えても親のミスだ! 生産中止とか法規制とかとんでもない! 珍しく自己責任論を唱えるわたしであった。 しかし、この件に限ってはどうしたってマンナンフーズの責任じゃないよ。 このまま規制が進んで、こんにゃくゼリーがまるごと違法になったらどうしましょ。 すでにそういう国がある。 仕方ないので、普通の蒟蒻を食べている。 むにむに。 これはこれで旨いが、甘味が欲しい。 砂糖をまぶして、こんにゃくゼリーのかわりにならないか? むにむにざらざら。 不味くはないが、明らかに味が違う…… 果汁に漬けこんだらどうか? ……これも違う…… 考えたら当然だ。こんにゃくゼリーは、こんにゃくの成分を利用したゼリーであって、すでに出来上がった蒟蒻をどういじってもこんにゃくゼリーにはならない。
すでに2日前の話題だが……
全裸の英国人すなわちオール・ヌード・ブリタニア(コードギアス風表現)が皇居のお堀に飛び込んで泳ぎ、壁をよじ昇るは岩を投げるわ大暴れ! 動画付きニュース 皇居の堀で、だ。 すげえ事件だと思う。 しかし現場の警察官は強硬手段をまったく取らず、逃げ腰にすら見える。 撃ち殺せと言ってるわけじゃないけど、相手は素手なんだから取っ組み合いできるでしょうに。 しかも無罪放免。 警察の対応がすごくヌルいことに驚いている。 気弱なオタクが十徳ナイフ持ってたら逮捕するのに…… 政治団体がマンションでビラ撒いたら逮捕するのに…… 聖火リレーでチベット旗出した人は片っ端から逮捕するのに…… ぜ、全裸の相手には弱いのか!? もしかして過激派のみなさんもヘルメットなど被らず、みんなフルチンで行進すれば捕まらず、催涙ガスを浴びせられることもないのでは!? 一考の余地がある新戦術である。間違いなく注目が集まるし。 (なお、わたしは参加したくないので実行の際は呼ばないでください) |
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