ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設
ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。
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なんでも、ガンダム30周年企画ということで新しいガンダム作品が作られるそうですね。テレビアニメなのかOVAなのかもまだ分からないようですが。
ガンダム7号機を主役メカとした作品で、1年戦争の終戦直後、ジオンの残党と戦う連邦の特殊部隊が…… えー。 えらい地味な話だなあ。 戦争直後なんて、大きな事件起こせないじゃないか、その後の0083とかと矛盾するから。戦争直後の時点でジオン残党が大暴れしちゃったら、「なんで連邦は何も学んでないの? なんでデラーズフリートに対して警戒してなかったの? バカなの? 死ぬの?」とか言われちゃう。 ジオンの残党は全部でいくつあるんかい、ちゃんと連携せんかい、というツッコミも出てくるし。 いや、でも、矛盾に見えるものを後付け設定の嵐で何とかしてきたのがガンダムだ。 これはこれで。 やっぱガンダムはジオン軍だよな、と思ってる私のような年寄りオタクは、きっとこの作品を観る。 でも、 10周年記念作品 0080ポケットの中の戦争(これ10周年企画ですよね?) 20周年記念作品 ターンエーガンダム と比べちゃうと地味だよなあ、もっとはっちゃけようよ、とは言いたくなる。 0080。 これはすごい作品です。 ガンダム史上初めてのOVAであり、はじめてジオン側をメインに扱った作品であり、そして……「究極の反戦ガンダム」。 ガンダムシリーズは「戦争は愚かだ」と言いつつも、戦争やモビルスーツを英雄的に、爽快に描いてきた。 しかし0080は違う。「ジオンの少年兵」「彼と友達になる民間人の子供」という視点から描かれた戦争は……美化しようもない残酷と不条理だ。 「目を逸らすな、ガンダム世界で起こっているのはパレスチナやアフガンで起こっていることと何も変わらないことなのだ」と静かに、しかし断固たる意志をもって語っている。 このシリーズを観ながら、私は泣いた。 そして、最後の最後まで見たとき、あまりにドス黒いメッセージに胸を貫かれた。ネタバレになるから書かないが、子供が兵器をカッコイイと思う無邪気な心が、時には残酷にもなるという……そういうラストなのだ。 あまりに「反戦映画として誠実」であったが故に、 「ガンダムの英雄性」を完全に否定し、 「ロボットアニメであること」すら否定して、 こういう路線のガンダムは二度と作られなかったという…… ターンエーガンダム。 これも違う意味で凄い。 シド・ミードのあまりにブッ飛んだデザインといい、「1万年くらいの超未来、ガンダムシリーズの人類文明がリセットされた後」を舞台にしていることといい…… 『∀ガンダム』では、既に滅んだ太古の宇宙文明時代に数千年~1万年前後の永きに渡って繰り返されていた数々の宇宙戦争の歴史を「黒歴史」と呼んでいる。ガンダムシリーズで描かれた物語はほぼ全てがそこに含まれている。 ∀ガンダムによって地球圏全土にばら撒かれた「月光蝶」なるナノマシンの効果により、人類の文明は崩壊し、有史以前のレベルまでリセットされた。そのような事態を招いた経緯には多くの謎が残されており、詳細は判明していない。 『∀』劇中はこの月光蝶の厄災から復興し、2000年余りの時間をかけ、ある程度の生活・文明レベルを取り戻した正暦の時代の物語である。 (wikipediaの「黒歴史」より引用) こんな設定だよ! ここまで壮大で極端なガンダムはもう作られないんじゃないかな、という。 私も最初にターンエーのヒゲ面を見たときには「ぶはー!w」と笑ったが、その後で考えが変わった。 「間違い探しみたいな細部の変更をするより、このくらい極端なほうがいいかもしれない」 「俺が率先してはっちゃけるから、若い奴も枠を無視して自由にやれ、というトミノ監督の意志の表れかも」。 今ではこんなことを考えている。第一印象だけで判断した私がバカだった。 だから……比較すると…… 舞台は1年戦争直後、主役メカはガンダム7号機、敵はジオンの残党…… うーん……うーん…… 保守的だー! じゃあ、どんなのならいいのか? 個人的な好みでは、「ニュータイプ」というネタをはっきりさせて欲しい。 ガンダム世界のニュータイプというのはどんな存在で、何が出来て何が出来ないのか、旧人類より優れているというのは本当か、旧人類と共存可能なのか、みたいな問題を突き詰めて一本作って欲しい。 今までの宇宙世紀ガンダムと矛盾せずにニュータイプを描ききろうと思ったら、宇宙世紀300年とかの遠未来を舞台にせざると得ないだろうが…… それって単なる超能力SF・人類進化テーマSFであってガンダムじゃないじゃん? とか言われるかもしれないが…… でも、見たい。 「ニュータイプは宇宙空間に適応した洞察力が優れた人間のことである」はずなのに死者の霊と交信したり、サイコフレームを共振させて巨大な小惑星を宇宙に推し戻しちゃうような、「なんでもあり」のニュータイプでは、なんだかモヤモヤする。世界観の底が抜けているようで。 徹底的にミリタリーに振ったガンダムがあるんだからSF的にニュータイプを突き詰めたガンダムがあってもいい! PR
1日半ほど家でごろごろして、ようやく体調が回復しました。
頭痛と悪寒もなく、体温も36度台にもどりました。 いやあ昨日の勤務は辛かったー。 何が辛いって、めまいがしてまっすぐ立っていられないのと、あと腰とか背中とか膝とかの関節部分が、なにか釘でも刺さってるんじゃないかというくらい痛い。 仕事中の歩行は、出来なければ警備にならないので歯を食いしばって耐えました。 仕事が終わったとたん緊張の糸が切れて、痛みと脱力感が数倍に。 駅の階段の上り下りが本当に苦痛で……上りはまだいいんです。問題は下りるとき。深刻な転落の恐怖を感じつつ、手すりにつかまって、通常の五分の一くらいのスピードで「うんっ……うんっ……」などと呻きをあげながら慎重に体重移動しながら足を下ろして…… あまりに異様だったのか、「お体が不自由なんですか?」と一日で二度も訊かれました。違うんですごめんなさい。きわめて短期的に不自由なだけです。 あと大変といえば排泄です。 夜中に強烈な便意で飛び起き、便所に這いずって「ぶしゃー!」と液状の便を排泄すること、実に4回。「これ脱水症状になるんじゃないか?」と不安になって水を飲んだら、その水に刺激されたのかますます強烈に出まくりました。 出る勢いがどんどんひどくなり、しまいには漏らしそうなので便座に座ったままフトンを被って寝ることにしました。……寒い! 無理! 計画中止! 漏らすなら漏らせ! どうせ私一人の家だ! 自分で掃除すりゃいいんだ! あ、今日の日記はカレーを食べながら読まないでください。 (いまさら遅いわい) あとねえ。高熱を出している状態で小説を読むと、やっぱり普段の何倍も面白く感じられるよ。いま自分が現実世界にいるという肉体の感覚が曖昧になっているから、子供の頃にアニメを観ていたときのような、ほんとに作品世界に行ってしまったような気持ちが味わえるよ。魔法とかロボとかが出てくる、ある程度非現実的な設定の話がいい。 撲殺天使ドクロちゃんとかね!w
昨日の夕方からずっと身体の具合が悪い。
体温は38度、階段を上がるのが苦痛でならず、吐くは下すわ大騒ぎ。 休みたい……だが当日ドタキャンはできない…… なんとか今日一日だけ耐えねば…… 行ってきます。
やっと休みがとれたー!
毎日本当に忙しいです。 年度が終わるまではずっとこうでしょう。 警備業界が忙しいのか、鉄道業界が忙しいのか…… 両方みたいですね。 私は日勤・夜勤の連続勤務が少ないからまだマシなほうです。 鉄道工事の作業員さんたちは「朝から夕方まで働いて、少し休んで深夜から朝まで働いて、そのあとまた昼過ぎから働いて」などという勤務がザラにあるようです。 どう計算しても一ヶ月で400時間くらい働いている。いくらなんでも危険です、と私が言っても「生活のために仕方ないから、慣れてるから」の一点張りで…… 悲壮なまでの忍耐。 でも、これを美談として扱っちゃいけない。 ホームレスと過労死の二択しかない労働者たち。 これは世界が間違っている証拠だ。 製造業などで失職した方々はぜひ来て下さい。人が足りずに困っています。早く来て下さい、大変な破局が発生する前に! だから(話が飛ぶようで飛ばない)政権交代には期待していたんです。 民主党の雇用政策に。 でも最近の民主党は、というよりオザワは、ほんとヒドイですね。 きのうの秘書逮捕もブザマですが、それより怒りを禁じえないのは「北朝鮮に金をたくさん持っていって、何人かくれと言うしかない」発言。 もしかすると前後の文章しだいでニュアンスが変わってくるのかもしれないけど、でもこれだけ読んだら「奴隷商人オザワ!」という感想しかない! そんなこと公言したら北朝鮮首脳部「日本人って儲かるんだ、もっと拉致しようぜ」って思うでしょうに。拉致を助長してどうするのかと。 「返せ」じゃなくて「くれ」という表現にも、「それでは拉致被害者を北朝鮮の所有物と認めていることになるぞ?」という反発を覚えるし。 選挙では民主党に入れること多かったけど、もう入れない!
「ブラッドファイト 蒼血殲滅機関戦闘録」を更新しました。
一ヶ月! 一ヶ月もかかった! たった90枚書くのに! 俺はダメだー! と何回思ったことか。 書けない時は、私が好きな小説を読み返して、書き写しました。 昔のだと 「装甲戦闘猟兵の哀歌」(水無神智宏)とか。 「ザンヤルマの剣士」(麻生俊平)とか。 「カーマイン・レッド」(菅浩江)とか。 最近のだと 「ペイル・スフィア 哀しみの青想圏」(富永浩史)とか。 「サヴァイヴド・ファイブ」(葛西伸哉)とか。 「イマジン」(本田透)とか。 すると書き写しているうちにエンジンがプスンプスンいいながらも、なんとか再始動するのです。 それにしても、180枚書いて、まだ物語の序盤のような気がします。困りましたね。 |
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