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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 本屋で、「中二病取扱説明書コミック」というものを見かけました。
 もともとは「中二病取扱説明書」という「チェックに答えると自分の中二病度がわかる」本があって、それをコミック化したようです。
 読んでみると、えー、なになに。

「中二病とは、自分を特別な存在だと思いたくて、変なキャラ作りをすること」
「自分には魔力のような力がある、人間以外の存在だ、などとキャラになりきる邪気眼タイプ、不良ぶってアンダーグラウンドの世界に憧れるDQNタイプ、みんなと違う趣味を持つことをアイデンティティーとするサブカルタイプがいます」

 
 いや、ちょっと待てよ!
 「邪気眼タイプの中2病」って何だよ!
 「自分は人間以外の存在」などと思い込む(あるいは、なりきる)のは、単に邪気眼であって中2病じゃない!! 両者は敵対関係にあると言ってもいいくらいだ!
 世の中、「邪気眼と中2病を混同する」人が多すぎる!
 最近では「あのライトノベルは厨二」などという言葉すら!
 なんだ「厨二」って! 「厨設定」と混同しているのか!

 ぜんぜん違う概念なんだって! ウィキペディア見てくれよ!

 具体的な例を挙げて違いを説明します。

「主人公は1000年間戦い続けてきた魔物(デモンズ)ハンター。妖魔不可侵の精霊刀『獅子王雪風』を持ち、神速の抜刀で時空間さえも切り裂き、妖魔をアストラル界レヴェルで消滅させる」

 これが「厨設定」です。
 中学生が考えたような設定、という意味です。
 武器の名前が意味もなく仰々しかったり、和風の名前と「アストラル界」などという西洋オカルトがごちゃになっている(世界観が不統一)のが「厨」と言われる理由でしょう。

「デモンズハンター? アストラル界レヴェルで消滅? プッ。ガキだってそんなんじゃだまされないよ。だいたい設定だけで人間を描かずに面白い小説が書けるわけ無いだろう?」

 などと他人の小説をバカにしつつ、自分は何も書かないのが「中二病」です。
 他人を上から見て、バカにできる俺かっこいい、という気持ちが中二病の本質です。
 だから行動できないんです。本気で行動して失敗したら、今まで言っていたことが自分に返ってくるから。

 で、最後に邪気眼。
 
 イジメられっ子が便所で殴られながら、「やめろ……オレに手を出すな……お前達の為を思って言っているんだ……獅子王雪風が物質界に顕現するぞ……」などとブツブツいう。さんざん殴られた後で、「フッ、お前達、命拾いしたな……」
 
 これが「邪気眼」です。

 イジメられてない人の場合もありますよ、もちろん。
 ゴッコ遊びで魔物ハンターになりきってるだけなのか、それとも本当に妄想を抱いているのかは、本人にも分かりません。
 私自身もいろいろ変なことを言いましたが(僕がいなくなったら地球は爆発しちゃうんだぞ! 僕は高次元から来たんだぞ! とか)、ゴッコ半分、本気半々だったような気がします。何ヶ月も毎日言っていると、本人もその気になってくるんですよ。いまさら演技だとは言えない、言ったらすべてが崩壊してしまう、むき出しの現実に耐えられない、という恐怖もあります。

 というわけで中二病と邪気眼は全然違うものです。
 田中ロミオの「AURA~魔竜院光牙最後の戦い~」は「邪気眼を扱った小説」であって、「中二病を扱った小説」ではありません! どうか誤解なきよう! 高名な「まいじゃー推進委員会」までこの小説を中二病って言ってるんだもん! 困った困った!

 でも……好意的に解釈してみると……
 「中二病」が「中二病」って言われるのは、「中学2年生にありがちな行動だから」。
 そういう「一番最初の意味」までさかのぼって考えれば、「邪気眼」も「厨設定」も「中学2年生にありがちな行動」ではあるわけで……
 「中二病という概念を拡大して、邪気眼を含める」のも間違ってはいない……

 いーや!
 やっぱりダメ! 納得いかん!
「爆弾を落とすのも戦闘だから、B29は戦闘機」って言われた気分! こじつけだあ!
 
 すでに本が出てしまった以上、「中二病に邪気眼を含める」という新しい定義は広まっていくでしょう。
 でもわたしはその定義を受けいれない! 古い定義にこだわるぞ!
 なぜなら……オレには守りたい魂が……世界があるからッ……世の凡俗どもに汚されはしない……ッ!
(この台詞は中二病と邪気眼を同時発症した例です)
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 今年の夏は比較的涼しい……はずなのに……
 えらく辛い……
 2年前の夏は36度を超える日もあったはずなのに、当時より今のほうが体力の消耗が激しい……100メートル走っただけで心臓がドキドキ、右のアキレス腱がズキズキ、コメカミに針の刺さるような痛みが走り、動悸がおさまらない。
 熱射病対策でこまめに水分補給しているけど、飲んだら飲んだでお腹を壊すし。
 コンビニとバイクには本当に感謝しています。
 もし片方が欠けていたなら、8月だけで2回はウンコを漏らしていたことでしょう。
 きのう、20時ごろに帰宅して、21時ごろにパソコンをいじっていたことまでは記憶しているんだけど、気がついたら朝の5時だった。
 寝てしまったらしい。で、起きようと思ったらまた意識がとぎれて10時だった。
 合計で13時間も寝てしまった……
 コレはおかしい。仮にも肉体労働者がこんなことでいいのか。
 
 もうすぐ選挙です。
 こんどこそ民主党政権! と新聞はそろって予測しています。
 まあ、なりそうですよね、民主党政権。鳩山総理。
 私はたぶん10年くらい前から民主党に投票し続けてきたんですよ。
 だから嬉しい……はずなんだけど、あんまり嬉しくない。
 民主党の実行力、っていうか、「根本的なビジョン」が不確かだから。
 
 いまの自民党と民主党って、「内政の政策、思想」は大差ないですよね。
 麻生も鳩山兄も、「小泉改革(新自由主義)はやりすぎだった、行き過ぎた資本主義で格差を生んだ、是正されるべき」って言ってる。
 しかし「ヨーロッパ並みの福祉国家」まではどっちも目指していない。
 もちろん社会主義でもない。
 だったら、どっちも中道左派で、程度の問題でしかない。
 高速道路を1000円にするか無料にするか。 
 そんなもんじゃ選べない。
 もっと明確に路線の違いを打ち出して欲しい。
 幸福実現党(大減税で経済成長)と共産党(大企業に課税して福祉を)くらい政策が違ったら分かりやすいのに……
 民主党は、格差が問題だと本当に思っているなら、「断固として福祉国家をやる、そのために何十兆円かかる」って正直に言って欲しい。「消費税を上げるのは嫌なので富裕層からふんだくる」って言って欲しい。「まるで社会主義じゃないか」って言われたら「社会主義の何が悪いんですか」って胸を張って欲しい。
 社会主義だといわれるくらい極端なことをやらないと、何千万人規模の貧困を解決など、できない。

 あと民主党の政策は「何かを禁止」ばっかりで、「何かを生み出す」要素が少ない。少なすぎる。都知事選挙のときから気になっていた。石原慎太郎は嫌いだけど、銀行とかマラソンとか大学とか公道レースとか、「新しいものを作ろう」という前向きな姿勢だけは、他の候補を凌いでいた。他の候補は石原の否定だけで「東京都民のためにプラスになること」を言えなかった。
 民主党は、自民党が作ろうとしていた「アニメの殿堂」を潰す。それはいい。
 でも、潰して浮いたお金を生活保護に回すのはなんか違うでしょう。
 それでは新しい雇用も、新しい産業も生み出せない。
 アニメの殿堂ができていれば、わずかでも観光資源になったのに。
 アニメに使われる予定だった金なら、いっそアニメ会社やアニメーターに配ったら? アニメ映画祭でもやったら?

 さらに言うと、政権をとった後、言ったとおりのことを実現できるかどうか、すっごく不安。
 マスコミは麻生太郎のことをブレまくりと叩いていたが、鳩山兄や小沢がブレない人だとは到底思えないもの。小沢一郎って、もともとは新自由主義の政治家ですよね? 湾岸戦争の頃から、「規制緩和で経済を活性化」という小泉改革的なことを主張していたんですよ? そんな人が「格差は良くない」って言っても……
 議員も寄り合い所帯で、全体を統一する思想がないし……
 
 すぐに政権を投げ出したり、民主党ごと分裂するんじゃないか、という気がします。
 わたし2003年ごろに、横浜の杉田駅で演説してる民主党の議員に、いろいろ聞いたんですよ。思想がバラバラでは? 財源はどうするのか? って。
 そしたら「まだ民主党は若い政党だから、これから成長していく(キリッ)」って言われたんです。
 あれから6年ではまだダメなのか……
 今日、横須賀のほうで工事があって行きました。
 あのへん、三浦半島はホント、海のすぐそばが山です。ここで大玉を転がしたら海までゴロゴロいくんじゃないか、というくらいです。
 帰りに遠回りして海を見てきました。
 ああ、漁船やクルーザーが係留してあります。
 私の故郷は静岡の清水というところで、あそこにもこんな感じで船がいっぱいあって、なんだかホンワカと懐かしいなあ。
 と思いながらバイクで走っていたら。
 選挙の演説が。
「小泉信次郎、信次郎をよろしくお願いします!」
 うお!
 小泉2世の選挙区だったか!
 うおー! 駅前でなんか本人が演説しとるー!
 息子に罪はないけど、なんか胸がむかむかしてくるー!
 いや、いいんです。世襲だから悪いっていってるわけじゃない。
 世襲政治家を法律で禁止しようとかいう政策はどうかしています。
 親の職業で自分の職業選択が法規制されるって、それ憲法違反じゃねーのか、という気も。
 結局は選挙なのであって、父親が誰だろうが、過去にどんな業績があろうが落ちるときは落ちる。げんに、かつて閣僚だった人物が落ちぶれている。幸福実現党と手を組まざるを得ない小池百合子を見ていて、なんだか可哀想になった。
 父親が小泉元総理であることが不公正だとは私は思わない。
 
 当選したら愚痴の一つは言うけどね。
 2年ほど前から修理しつつ使っていた財布が、ついに完全に壊れた。
 あちこちが糸で縫われ、ガムテープが貼られてみっともなくなっていたが、それでもこれが好きだった。しかしファスナーが閉まらなくなっては……
 仕方ない。他の財布に変えるか……
 わたしは大量のコインを持ち歩くので、コインが50枚くらい入る財布じゃないと困るんですよね。そんな大量には入らない財布も多いです。コイン入れがうまく閉まらなかったり、なんかの表紙にパカッと開いてコインが飛び出したり……
 いっそペットボトルにでもコインを入れて持ち歩こうかと、どれほど思ったことか。
 安くて頑丈、コインがたくさん入る、という財布は、なかなかうまく見つからない……
 作るか? 布を縫って? 
 カード入れはどうしよう? あんな細かいところ縫えないぞ。


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