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ますだ/ペンネームCの日記です。06年9月開設 ウェブサイト「カクヨム」で小説書いてます。 こちらです https://kakuyomu.jp/users/pennamec001
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 そうだ、金元寿子で思い出した。
 北朝鮮の工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)のことを「金元死刑囚」って書くのはやめて欲しい。
 ニュース記事で「金元死刑囚」表記を見かけるたびに「金元……エッ」って息が止まりそうになる。
 「金 元死刑囚」って書いてよ……
 
 
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 夜中の3時に目が覚めてしまった。正直まだ眠いが、「二度寝したら、たぶん寝坊するな」と考えで、寝ないで文章を書いています。
 
 なんかネット上では、「女性声優が彼氏とクリスマスを過ごしていないかどうか監視する」とかいう動きがあるそうで。
 うーんストーカーっぽいなあ。
 ちょっとわからない世界だなあ。
 私は1990年代に声優ファンだったし、いまでも声優は好きですが、「ほんとうに男っ気なしであること」は望まないなあ。「井上喜久子が17歳」っていうのと同じ意味で「彼氏なんていない、ファンのみんなが恋人」って言ってくれればいい。つまり物理的事実である必要はない。
 むかし私が好きだった声優……岩男潤子、飯塚雅弓。
 岩男潤子さんが結婚した時はなんの嫉妬もせずに祝福したな。
 飯塚雅弓さんは男の噂をきかないけど、とうぜんいるんだろうし。
 いま好きな声優……金元寿子、悠木碧。
 金元寿子は「そのへんの窓口にいそうな素朴な感じ」がイイので、男関係も世間標準であってほしい。
 男性経験がなかったら逆に心配だ。(お前にだけは心配されたくない)
 悠木碧は、演じるキャラと本人のギャップが面白い声優なんですよ。
 本人の外見と内面にも強烈なギャップがあるな。
 お人形さんみたいな外見なのに、なんかオタクで、なんか妙に黒い。
 ユリイカの「まどか☆マギカ」特集で斎藤千和と対談して、
 「あの後、まどかは間髪入れずにマミを撃ち殺すんですよね。あんなスピードで決断を下せるなんて、アイツ軍曹の器を備えてますよ」
 とか言ってるんですよ(笑)。
 「アイツ軍曹の器をそなえてますよ」。
 声が鹿目まどかだけに、このセリフはインパクトがある(笑)。
 まどかは口が裂けても「アイツ」って言わない子です。
 なんちゅう面白いセリフだ。
 ほかにもユリイカの対談では、「まどかがほむらを信頼していく過程が全く描かれていないんですよね」って、脚本にツッコミいれるし。あおちゃん辛辣だ! これは正座して読まねば!
 だから、悠木碧に処女性は求めない。
 どこぞのイケメンと抱き合いながら、
「オタクのみんなには、ナイショだよっ♪
 ウェヒヒヒヒw」
 とか言ってるところを想像すると、私はむしろ嬉しいね。
「ああ、ゲスまどか様!」というマゾヒスティックな喜びが込み上げてくるね。
 
 あと、声優に対して処女であることを求める人って、「彼氏がいた! ビッチだ!」って怒るけど、むしろ彼ら自身が「男→彼氏→性行為(直結)」という「ビッチ的な思考回路」を持っているんじゃないかな。
 豊崎愛生がバンドマンTom-H@ckと同棲している、という疑惑が取りざたされた時、ネットでは「ビッチだ!」「裏切られた」って糾弾の声が上がりましたよね。
 すると豊崎愛生は「Tom-H@ckさんは、私が尊敬し、プライベートな悩みも相談できる方です」とコメントした。
 ネットでこんな反応があった。
「そんな綺麗事の関係があり得る訳無いんだ、疑惑に答えていない、ヤッてるのかヤッてないのか答えろ」。
 ……?
 う、うーん。
 「そんな関係があり得る訳ない」?
 男女が仲良くなったらセックスするに決まっている、「尊敬」「友情」はあり得ない、ということ?
 それこそ、「そこまで言い切るあなたが、ビッチ脳だ、セックスのことばかり考え過ぎだ」。
 性的な意味ではないが、好き、仲が良い、という関係もありえると思いますよ。
 あり得ない、男と女といえばセックスに決まってんだろうが、という人にこそ恐怖を感じるわ。
 声優が異性と交際したら叩く人、というのは、いろいろな意味の「好き」をごちゃまぜにしているんじゃないかな、と思います。
 ネットのニュースサイトで見たのですが、
 このたび作られる、アニメ版「めだかボックス」の、めだか役の声優が発表されまして……
 されまして……
 えええっ、豊崎愛生!? 通称あいなま!?
 い、いくらなんでも違うでしょう、それは。
 けいおんの唯を筆頭に、ウミショーのあむろ、聖剣の刀鍛冶のリサ、かなめものかな、超電磁砲の初春……
 豊崎愛生がやるキャラは、いつだってゆるくて、ふわふわで、癒しと柔らかさに満ちている。声質が根本的にふわふわなんです。
 どう考えても、めだかのイメージとは正反対。
 めだかは「凛っ」だけど、豊崎愛生は「るん♪」みたいな。
 わたし、めだかの声って、「男前っぽい感じのクールビューティー」だと思っていたよ。凄みと貫禄のある落ち着いた声。
 古い作品ですまないが、メルティランサーのメルビナ(声は緒方恵美)みたいな、「貫禄十分の女指揮官」だと思っていた。メルビナ的な声を脳内にイメージしながら読んでいた。
 いまの声優で言うと、「貫禄」を重視するなら沢城みゆき、「高貴」を重視するなら川澄綾子。いっそ坂本真綾という手もある。坂本真綾の男前声がなんだか癖になる。
(いまの声優、というわりにベテラン勢ばっかりなのは、私がおっさんだからだ)
 もちろん、「凛々しく、高貴、貫禄」は直球の解釈にすぎない。いろいろなめだかあり得るだろう。でも、いくらなんでも、豊崎愛生は……!? 
 それとも私が豊崎愛生の事を狭く考えすぎているのだろうか。
 私が知らないだけで、貫禄と威厳のあるカッチョいい声も出せるのだろうか。
 後藤邑子が出せたように。
 
 ネットを検索して、私の100倍は声優に詳しい人たちの意見を読んで回っているんですが、やっぱり私だけじゃない、みんな戸惑ってます。
 
 まあ、でも、悲観的になってもしかたないから、「こんな役もできるのか!!!」と度肝を抜いてくれることを期待しよう。
 今日の夜、家でパソコンいじっていたら、電話がかかってきたんですよ。

 某「えー、私は不動産のどうたらこうたらのなんたらです。ご主人様でいらっしゃいますか」
 ますだ「ご主人ですよ。セールスなら間に合ってます」
 某「いえ、セールスのようなものではなくてですね、これからのお客様の住宅のプランについて相談に乗らせていただく、情報を提供させていただく、といった感じです。失礼ですがお客様はアパートに一人住まいですね?」
 ますだ「……なんで知ってんの? そうですけど」
 某「ほらご主人の場合、年齢的にもアレですし、将来的にずっとアパートというのはあり得ないじゃないですか、将来的に当然、一戸建てなどの購入も考えられていると思うのですが、どのようなプランをお持ちでしょうか」
 ますだ「一戸建てどころか、とにかくカネが無くて何も出来ないんです」
 某「みなさん不況だと、そうおっしゃいます。でも、それは不況を気にして貯め込んでいるだけなのですね、その貯めこんだ分を消費に回すことによって」
 ますだ「溜め込んだカネなんて10円玉がちょっとあるだけですよ。いやもうほんと、アパートの家賃を払うために、今月はこっちを減らし、来月は電話と電気の支払いを遅らせ、国保を遅らせ、とか、もう自転車操業なんですわ。出勤する電車賃が無いんですって。家を買うとかいうのは巨大な隕石が地球にぶつかるレベルの出来事なんですよ、そうだ、アパートの更新料をかわりに払ってくれるなら、詳しい話に付き合いましょう。ぜひ払ってください、これで安泰だ、やったやった」
 某「またまたあ! ご主人、働いていらっしゃるんでしょう、働いていて、そんな貧乏なんて計算上あり得ないじゃありませんか。400万円位はもらっているんでしょう、ぶっちゃけた話」
 ますだ「400万円とか、とてもとても」
 某「え、ご主人もしかしてハケンですか、正社員じゃなくて」
 ますだ「社員証には社員と書いてあるのに求人情報誌にはアルバイトと書いてある不思議なお仕事です」
 某「日給月給? 的な感じですか? でも将来的には上がる可能性はあるんですよね? ちなみに日給はおいくらぐらいですか? 8000円くらい? 手取りで言うと」
 ますだ「5000円の日給を貰うために1000円かけて出勤するというお仕事です。上がる可能性ですか、たぶん巨大な隕石にぶつかるような確率で」
 某「そ、そうなんwwww ですかwww は、は、ぷっwww それは失礼しますたww はは、ははあwww大変wwですねww ご苦労様ですw ぷっwww」
 ガチャッ

 ……なんで俺、爆笑されないといけないの?
 wwwww とか笑われるようなことをしたか?
 怒る気もわいてこないわ。
 制服のズボンがシワだらけだ。
 いいかげんにアイロンをかけよう、かけようと思っている。
 だが、たしかにあったはずのアイロンが、部屋を探しても見つからない。どこか堆積物の底に埋もれているのだろうとは思うが……
 
 2回買うのはバカらしい、なんとかしてアイロンなしでアイロンがけをしようと試みる。
 ようするに圧迫すればいいんだろう? でっかくて分厚い本(写真集「ソビエトウイングス」)の下敷きにして、その上に布団を敷いて、寝た。
 ……駄目だ、ぜんぜんシワが伸びてない。
 じゃあ熱をくわえる。熱湯を沸かしてオイル缶に入れて、これをズボンに押し付ける。ぐいぐいっ。
 アッチャー!! 手が! 手があ! 
 熱いのでライダーグローブをはめて続行する。
 ズボンから立ちのぼる湯気! 良い感じだ!
 しかし、お湯を交換しながら何十分間やっても、「なんとなく多少、シワが減ったような気がする」という程度。
 検索してみたらアイロンは摂氏100度を超えるのは当然で、200度くらいまで上げられるらしい。いっぽう熱湯は100度が限界だ。足りないんだろう。
 昔のアイロンは炭火で加熱していた! だから私もできるはず!!
 炭を買ってこよう!
 と、そこまで思ったところで我にかえった。
 炭火を落っことしてズボンに穴を開ける、というオチになりそうだ。
 おとなしく電気アイロン買おう。
 電気屋で1500円の安いアイロンを見つけたので、購入。
 給料日だから、いまなら買える。
 
 そんなわけで、アイロンは熱湯では代用できません。
 


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